理系のキャリアを再考しつつ、色々と考える日記

少し変わったキャリアを歩んでしまった人が日々思うことをつらつらと書くblogです。

科学者のイメージ①白衣

理科系の学部すすむひとの大半は将来科学者や技術者をイメージして進学すると思う。

そして、科学者は白衣を着ているイメージがある。

また、代表的な科学者はアインシュタイン、ニュートン、(日本だと)湯川博士、(最近は)山中教授(かな?)。。多くの人はアインシュタインを思い浮かべると思う。

ここでよく冷静に考えてほしい、アインシュタインは白衣をきる様な仕事はしていない。、彼は理論物理学者だ。

そして、技術者-工学のエンジニア、、 白衣着ません。つなぎですよ、つなぎ。

そもそも、理科系の分野で白衣を着るのなんて、化学系か生物系(分子生物学より)の中で、さらに実験がメインになる分野というかなり狭い範囲である。

化学系といっても学校レベルや、研究レベルでは白衣を着るかもしれないが、化学メーカーは、エンジニアはプラントで働くわけで、つなぎですよ、つなぎ。

生物学も、フィールドに出て調査する分野の人はつなぎです。

理論系で統計学や、インフォマティックスの人はもはや実験なんてしません。

 

そう、、、白衣をきていている働く人って非常に少ない。

なのに、なぜ科学者のイメージが白衣になるのだろうか、、、そして不思議なことに高校の理科教師は白衣を着る。

実験やらないのにな...不思議だ。

 

なので、理系=白衣着る!と思っている人は、なんだかんだつなぎを着ることになりますよ。まじで。

なお、私が勤めている会社xxxサイエンティストという職種がありますが、スーツ着用です。

 

次回は、イメージ②(物理学=>生物学の遷移)について(思い出せば)書きたいと思います。